光が当たる所には必ず影がある。
勝者と敗者の概念も同じくして存在する。
敗北者ランキング一位おめでとう!!!!!!
やあやあ!!
今回はぷよクエ随一の負け犬、くろいシグくんのお話をしたいと思います。
最初はまさしく覇者としてこのゲームに君臨していた彼ですが、現在の立場は悲惨そのもの。
どうしてこうなった。
彼の波乱万丈な人生を見ていきましょう。
目 次
- 【”インフレ”の火蓋を切って落とした男】
- 【超強力なスキル&リーダースキル】
- 【終わりの始まり】
- 【初陣 ~最後の魔獣ラッシュ~】
- 【最強の相棒】
- 【ハッピーセット】
- 【世はまさに大くろシグ時代】
- 【運営の反省が覇権に拍車をかける】
- 【あらゆるものを自分のパーツに】
- 【海の日】
- 【覇権維持】
- 【未だに死なない】
- 【ハイパーインフレ】
- 【聖者の数字 ~6597~】
- 【破壊神ハリドラ】
- 【☆7実装】
- 【加速するインフレ】
- 【”メンツ”の違い】
- 【真理のやべーヤツ】
- 【負け犬】
- 【ギルティ】
- 【ゴミ山大将】
- 【末路】
- 【最後に】
【”インフレ”の火蓋を切って落とした男】
彼が現れたのは2016年1月の末。
当時のぷよクエは今とは比べ物にならない程平和な環境でした。
当時の環境
- 体力と攻撃を両立出来るカードが存在せず、耐久は耐久、攻撃は攻撃で住み分けされていた。
- エンハンスは最高で3倍、条件付きエンハンスは存在せず、スキル砲は初代砲と猫砲が主流だった。
- 火力が非常に低かったので割合(西洋妖怪)や毒が非常に有用だった。
- ボス×ボスの9倍で殴ったりとか。聖拳はまだ居ない。
- 受けようがない黄紫ボスはかなりの難敵であり、南国鳥人が擬似的なバッファーとして活躍したり、道中すらWまほつかで毒を盛ったりするなど熾烈な戦いだった。
当時の倍率
- 体力は魔界の2.5倍が最大。
- 攻撃は賢者の3.4倍が最大。
- タフネスに攻撃倍率かかったりとかは無い。
当時のデッキ
副属性カードなんて天騎士しか居ませんでしたし、ガチャも4%が限度。
それこそ、今では当たり前のように皆標準装備している「体力と攻撃両方上がるリーダースキル」なんてのは非常に貴重な代物で、森の貴族の1.8倍とか平和ボケも良い所な倍率でも注目される程で、あの☆6初代が強キャラの位置付けでした。
しかもこの時は体力に最高倍率をかける魔界ですら2.5倍が上限で勿論攻撃補正無し。
調整の方針もN特攻や報酬カードすら「決して完璧に殺すような事はしない」ような方針を取っており、大半のカードには使い道が存在しました。今では毎月のようにバッタバタ死人が出てますが
そんな中、2016年の初売りでヴァルルが登場。
体力1.5倍、攻撃2.5、40個全消しのガールズという明確なウィッチの上位互換の登場に界隈はざわめきました。
しかも確率明記無しの目玉カードとしての位置付け。
(ついにぷよクエもインフレが始まるのか・・・)
誰もがそんな不安や期待を抱いたあの2016年の1月。
ギルイベととこクエが開催されなくなって長い事時間が経っていました。
「ぷよクエそろそろサ終かな」、そんな雰囲気も漂い始めていたぷよクエ界隈。
2月が始まろうとしている、そんな時。
奴が現れました。
悪名高い中曽根ディレクター就任記念などというわけのわからない理由で夜に突発的に告知された「ぷよフェス」の5文字。
記念のはずがやたらダークなバナーとキャラクター。
「超強力なスキル&リーダースキル」というヤバみしか感じないあまりにドストレートな売り文句。
誰がどう見ても終焉の使者です。
というのも、この時のぷよクエ勢は財布も精神も疲弊していました。
ギルイベも無い、とこクエも無い、やる事が無い。
お知らせは開けど開けどガチャの告知だけ。今では当たり前ですが
わりとマジでこの時の界隈の空気はどんよりしていたのを鮮明に記憶しています。
今でもこの時を超える暗黒期は存在しないと思います。
そして日を開けて性能が発表されたその瞬間は誰もが自分の目を疑ったはず。
もしくは運営の誤表記を疑った事でしょう。
【超強力なスキル&リーダースキル】
これです。
今となっては虫ケラもいいところですが、当時はこんなモン信じられなかったものです。
攻撃の最高倍率は賢者の3.4倍が最高、体力は魔界の2.5倍が最高。
現実的に考えてボスのノーダメ3倍が一番強い。無難に行くなら童話の2.5倍かな。
そんな環境だったんですよ?
そんな環境だったんですよ。
自分の頭を疑いますよ。
おかしい。こんなに強いわけがない。
頭では分かっても感情は追い付かないものです。これは何かの間違いなんじゃないか。
何回見直しても「体力と攻撃」とか言ってますし、何回計算しても3倍なんです。
スキルに至っては属性を問わず味方全体に3.5倍。
なんじゃそりゃ。
「ありえねぇ」と何回も思いましたよね。
【終わりの始まり】
そして無事に開催されたぷよフェス。
確率不明、天井無しというあまりにも恐ろしいガチャガチャにユーザーは挑みました。
そしてこいつを引いたユーザーは次々と信じられない画像を投下。
有り得ない攻撃力に有り得ない体力。
特殊超激辛すら余裕で周回するその姿。
このゲームは一体何処へ向っているのか。
次のギルイベは一体全体どうなってしまうのか・・・。
【初陣 ~最後の魔獣ラッシュ~】
超久々だったギルイベ。
なにせ2015年10月に登場したマルスですら初参戦です。
初めて副属性が参戦したギルイベであった事に加えてヴァルルとくろシグも加わり、
まさに混沌とした時代の唸りを感じるギルイベでした。
あちこちでくろシグはあり得ない倍率の強さと汎用性から猛威を奮い、
たちまちくろシグゲーの到来をユーザーに確信させました。
そりゃそうですわな、こんな破壊の申し子みたいなやつに敵う者は居ませんでした。
既存の"環境"は瞬く間に破壊され、各地で無課金ユーザーから悲鳴が上がる。
凄まじい資産格差。こいつを取り逃した、ただそれだけで置いてきぼりです。
そしてこのカオスなギルイベの最中に開催された二回目のぷよフェスは更にこの男の一強を強固なものにする内容でした。
【最強の相棒】
今となってはこいつに関しては虫ケラ以下ですが多色加速カード。
この頃はローザッテとか居なかったので大いに採用の余地がありました。
くろシグと一色もダブらない優秀な配色。
紫を添えるだけでお手軽5色。
チキータちゃんの全盛期と言っても過言ではないでしょう。
くろシグ逃した人を救済するかと思いきや完全にくろシグの腰巾着です。
止まらないくろシグ。鳴り止まぬ悲鳴。地獄ですね。
ここら辺は完全にくろシグを中心に世界が回っていたので取り逃した人はしばらく「蚊帳の外」といった負の感情を抱く事になり、くろシグに対して凄まじいヘイトが集まりました。
ちなみにこの黄サタン、レガムントとサマナーが出てくるまではテクニカルな条件ながら4倍を得られるカードとして一部の玄人からは重宝されていたスルメカードでしたが、流石にウケが悪かったのかレガムントからは露骨に攻撃力アップの条件がチョロくなり、最低保証()を持っているカードが主流になりました。
超強力なデッキ集
【ハッピーセット】
お次のぷよフェスは現在のくろシグに負けず劣らずのクソ雑魚、かわったエコロくん。
こいつこそが真の敗北者なのですが、今回はくろシグの話なのでそこは置いときます。
大手ソシャゲのグラ◯ルがやらかしてくれたお陰で業界全体にガサ入れが入る流れになり、「確率明記」、「天井実装」が当たり前の空気になりました。ナイスやらかし。
ぷよクエもそんな流れを受けてこのぷよフェスから確率を明記し、天井を実装しました。
今まで4%というぬるま湯に入り浸っていたぷよクエユーザーは1%という衝撃の確率にドン引きしていましたが、今の今までのぷよクエには所謂"UR"(ウルトラレア)に当たる立ち位置のカードが存在していなかった為で、余所のソシャゲでは目玉カードが1%以下なのはわりと当たり前だったりします。
FGOとか0.9%で天井無いですしね。
そんなこんなで初天井となった為か、性能は実に控えめ。
全能力値UP LV5は伝説のリーダースキルとして今でもネタに出来る代物。
リーダーカードとして点で使い物にならないこいつですが、スキルはただでさえゴミクズな現在より更にゴミクズだったにも関わらずそれなりに有用な代物でした。
なにせこの時代はまだプリボを鬼の様にバラ撒くやつとか、ましてや自分でプリボを作って自分で破壊するような輩は居ませんでした。
ポチっとなで出せる火力としては上物で、一部の廃課金はかわエコを二連装するスキル砲デッキを組んでたりとかありましたね。
無論、それもくろシグと黄サタン有っての強さ。こいつも完全に長いものに巻かれる腰巾着野郎です。
自前くろシグが無いユーザーには微妙極まりない代物だったので大いに顰蹙を買い、この頃から既におわったエコロと呼ばれていました。
【世はまさに大くろシグ時代】
殴りの必需品だった童話の汎用性の高さ、次から次へと投下される腰巾着カード、挙げ句の果てに吸引が盾の影響を受けないという仕様が一般的なレベルで浸透し、世はまさに大くろシグ時代に突入。
Wくろシグの圧倒的な破壊力を前に多くのユーザーはため息を吐き出し、玄人枠だったプレイヤーも成す術の無いパワー差に匙を投げ、引退隠居が続出。
修羅の時代でした。この時代黒シグ無しで頑張って今でも続けてる人本当に凄いと思う。
【運営の反省が覇権に拍車をかける】
さて、このくろいシグですが、どう見ても明らかに”段階”というものを三つ四つ程すっ飛ばした超性能の持ち主です。
時代を先取りし過ぎたこいつの性能に並ぶようなやつをホイホイ投入する勇気は流石に薬キメてたこの頃の運営にも無かったらしく、くろシグと肩を並べるぐらいのフェスカードはしばらく登場しませんでした。
これが何を意味してしまうのかというと、こいつの一強です。
結局どのフェスを引いて回ろうが最終的にはこいつに帰結する。
何せ全てを手中に収める事が出来る性能ですからね。
悉く新カードはくろシグを取り逃したユーザーへの救済処置としては機能せず、逆にくろシグに取り込まれる形に。悪夢かよ。
悪夢初陣~年末で実装されたカード
S特攻
- 聖拳(青⇒紫⇒緑⇒黄⇒赤)
- 仙女(青⇒緑⇒紫⇒赤⇒黄)
- 喫茶店の3人娘+コモネ
- ゴーストロリータ
- トナエコ
副属性
- 雅楽(青⇒緑⇒黄⇒紫)
- 呪騎士(青⇒赤⇒紫⇒黄⇒緑)
- 闇天(赤⇒緑⇒青⇒黄)
オールスター
- 魔導剣士(緑⇒黄⇒紫⇒青)
- 異世界の旅(青⇒赤⇒緑⇒黄⇒紫)
ぷよフェス
- おわエコ
- ロッピー
- にゃんラフィ
- 赤アミ
- ハリドラ
- にゃんこアルル
- うルルー
- にゃんこりんご
- 冷凍シェゾ
- レガムント
レガムント実装から年明けでサマナーが登場して一つの時代が終わり、新たな環境が始まります。
見りゃわかりますが、くろシグに張り合えるようなカードは色違いコンパチの赤アミとレガムントだけ。
この間一年です。
ずっと黒赤が牛耳ってました。
ゴスロリ×闇天でやっと取り逃し勢も張り合えるようになり出した感じです。
凄い時代だったね。
【あらゆるものを自分のパーツに】
このように、向うところ敵無しのくろシグの勢いはまさに破竹。
雅楽やら吸引やら旅まぐろやら剣シグやらを我が物顔で振り回して天下無敵。
ロッピー、ハリドラ、にゃんこは上方修正前だったので到底黒赤に敵わず、混色の時代でした。
スタメン全員に補正が及ぶ強みは色合わせのやつも生き延びられる事を意味しており、副属性がまだまだ貴重だったこの頃は「黒シグと色がダブっていない」はそれだけで強みに。
黒シグで言えばフリードやジョゼ、赤アミで言えばマッペラやリリアンとか。
あらゆるカードはこいつのパーツとして見立てられ、使えそうにないなら切り捨てられていました。
【海の日】
くろシグを語る上で外してはならないのがこの祝日。
なにかに付けてようわからんこじつけ記念で何か開催する事に定評があるぷよクエ運営ですが、なんとあの覇王くろシグが天井付きで再来したのが海の日ガチャです。
唐突によくわからないタイミングで覇王が再来したので多くのユーザーは驚愕。
半年の時を経て確実にこのゲームの”環境”を入手出来るとんでもないガチャだったのですが、なごう事なき海の日です。
爽やかな夏の日差し、雲一つ無い青空、そんな日にまた申し訳程度に明るいフォントでやたらダークなキャラクターがピックアップされているシュールなバナーは困惑と笑いを誘いました。
【覇権維持】
しょうもないS特攻の仙女、しょうもない副属性の呪騎士、しょうもないにゃんこ、手も足も出ないロッピーやハリドラを尻目にギルイベを着実に勝ち進めたくろシグは無事に2016年の”人権カード”としての立ち位置をキープしました。
一年間ですよ、これ程長い期間一強を死守したカードは後にも先にもこいつ一人でしょう。
バトルもこの年にリニューアルされたのですが、予想以上にワンパンゲーだったにも関わらずくろシグ同士だと立派な殴り合いになるなど、話題の中心にはいつも彼の姿がありました。
まぁ言い換えればこいつさえ持ってればどうとでもなるぐらい破格のスペックだったわけですね。
【未だに死なない】
強大なぶっ壊れカードのレガムント、冷凍のまさかのシリーズ化、凄まじい性能を誇る報酬カードのサマナーの登場で環境は少しずつですが、着実に単色に戻って行きました。
くろシグもいよいよ覇王とまで言える程ズバ抜けた強さではなくなって行きますが、それでもこいつはすぐお釈迦になるような軟弱なフェス連中とは一味違いました。
なにせ☆7が実装されるのはまだまだ先の話で、エンハンスの最高倍率は依然としてこいつ(ら)。
全カードに補正をかけられるカードもまだまだ貴重だったのでやはり強い。
青単色の高ステータスエンハンサーや回転の軸として活躍。
しばらくの間はこの強みで安定したポジションをキープしていた彼ですが、☆7実装の荒波。
逃れられぬ業。自分が今までやってきた事ですね。インフレの魔の手は確実にくろシグにも迫っていました。
【ハイパーインフレ】
2017年の10月。
誰だか覚えてますか?
アルカバです。
ここがまた一つの時代の境目でしょう。
これまで目覚めしやヴァダル伝道師、白フェ閃クルなどコピペカードの量産に専念していたぷよフェス。
ギルイベは誰でも出来るギューラアルガーが猛威を奮い、資産格差も一気に縮まりました。
つかの間の落ち着いた雰囲気でしたが、こいつから遂にフェスカードもインフレが始まります。
年末には現在の撃ち逃げ環境を作り上げた大怪物ローザッテが登場。
年始では破壊神ハリドラの先駆者であるラフィソル、通常カードにも☆7が実装された事ですずらんも3.5倍のエンハンスと高ステータスをゲット。
着実にくろシグを蹴り落とす波がすぐそこまで迫っていました。
当のくろシグは長いものに巻かれる形でアルカバ砲のバッファーを担当したりしていました。
王たる者の貫禄がありません。きっとここで道を踏み外してしまったのでしょう。
【聖者の数字 ~6597~】
来たる2018年の2月。
いよいよ出てきたフェスの☆7。
神聖四文字の6597を引っさげてヴァルルさんが遂に新時代に出陣。
上方修正も相まって破壊の権化と化したヴァルルはギルイベで大暴れし、真理のやべーやつが出てくる今に至るまで道中の覇権を陣取りました。
「フェス☆7ってこんなにやべーのか」という期待と不安が入り乱れる中、ノーマルフェスも倍率や条件がインフレし、時代はどんどん現在の世紀末環境に近付いていきます。
【破壊神ハリドラ】
順番的にくろシグのはずでしたが、覇王へのリスペクトを蹴り飛ばして次に出てきたのは例のアレです。
フェスにまさかのご褒美特訓。
5倍という意味のわからないぶっ飛んだ倍率にしれっとスキルをラフィソルにリニューアルして現れました。
最早別人であり、「もうこいつらは何でもアリなんやな」という確信を我々に持たせるには、ヴァルルとハリドラは十分過ぎました。
俺達のくろシグもきっとこのぐらいスゴいはずです。
王の帰還に胸を昂ぶらせていたプレイヤーもきっと多かったのでは…。
【☆7実装】
になるはずでした。
結果はご覧の通りなりませんでしたね。
6597や破壊神ハリドラの脅威を当たりにしていた我々にとっては彼の姿はかつての覇王のそれとはかけ離れていました。
やたら厳しい条件に4倍やら3.25倍やら妙にしょっぱい倍率。
エンハンスも5色揃ってやっと4.5倍の上に一発撃って逃げる環境なのに2ターンという意味不明な部分の強化。
ターンを伸ばすぐらいなら1ターン5倍とかにしろよというのは誰もが思った事でしょう。
しかし、こいつ(最早こいつ呼ばわり)の性能を見た時に勘が良いプレイヤーは気付いたはずです。
赤アミとりりリデは強いと。
【加速するインフレ】
くろシグが出遅れてる間にもインフレのビッグウェーブは続きます。
プリボを12個作り出したり、条件付きエンハンスがどんどん追加されたり、終いにはサタバカです。
もう暢気にループとかやってたあの頃にはもう戻れない。
オールスターやS特攻にも☆7がガンガン追加され、くろシグは完全に置いてきぼりに。
しかし同僚の赤アミとりりリデは全く持って元気ハツラツでした。
何故でしょうか。見て行きましょう。
【”メンツ”の違い】
そも、くろシグはこのインフレに突入する前の下準備からして出遅れていました。
現環境で火力を出す為に必須の役割。
- エンハンス
- 条件付きエンハンス
- 盾破壊
- 童話
- 連撃
- プリズムボール
これらの役割と黒赤系統は共存していかなければなりません。
条件が条件ですからね。吉田はこの点ガバガバなのでイカレてるわけです。
赤アミさんとりりリデさんはこれを上手い事クリアしています。
重要なのは勿論これらの役割を担うカードと自分の色が被っていない事。
赤アミはテラ、ポプミ、きらルル、白フェ、ヒルダ、あかさき
りりリデはリレシル、ハリドラ、リャタフー、閃クル
配色に無駄が存在せず、必要なカードを並べればそれだけで5色揃う。
本来の黒赤凛系統の強みをそのまま昇華させているわけですね。
ところがどっこい、くろシグはというとまず壁と色がダブっています。
対全盾で必ずスタメン入りする壁と配色がダブるというのはそれだけでかなり不便。
真イザベラが出てくるその時まで「副属性持ち童話が存在しない事」、「何をするにも緑か黄が一向に埋まらない事」、「自分と色が被っていない副属性持ちの役割分担がまるでなっていない」、「頼みの綱のシズナギとヴァダルはやたら条件がクソだったりこいつら同士で色が被っている」など、彼は大量の悩みを抱えており、引いては青自体が欠陥色だったわけです。
このゲームって何をするにもチームプレイですよね。一人では何も出来ません。
ローザッテにしても必ず使うであろう壁と違う色にする事で条件を有って無い様なものにしてくれてますよね。
ここまで完成度の高い協調性の無さを披露していた色は他に無いです。
なにせシズナギとヴァダルも喧嘩してますからね。
これには流石のくろシグもタジタジです。
仲間の力が必要なのに仲間が協力してくれないの困りますよね。
まぁ余りの協調性の無さのお陰で乙姫セリリとかあんなしょうもないカードも脚光を浴びれたわけですが。
挙句の果てにはしょうもないシズナギに取って代わって蒸気が実装され、ただでさえまともに5色揃えられない青は更に逆風を食らいます。
そして遂に彼に引導を渡しに来たヤベーヤツが・・・。
【真理のやべーヤツ】
出ました。
剣シグ2ターンの伏線を回収したのはシズナギでもくろシグでもありません。
真イザベラと蒸気でした。
なんだこのオチ。
恐らく運営も最初はこんな伏線回収にするつもりはなかったでしょう。
バランスタイプというだけで2ターン5倍の真イザベラは出たその瞬間に何もかもを味方に付け、揃いもしない5色揃えて4.5倍のオワコン野郎に引導を渡しました。
唯一彼が輝けそうなのが逆転の回転デッキでしたが、貴重な色被ってない闇天☆7が牙を剥き、麻痺チャージが尋常じゃない威力になったのでほぼほぼ死亡です。
ジャァーン砲すら真理の方が減る等もうどうしようもなく詰んでらっしゃいますね。
攻撃タイプを云々やるやつとか出てこないとどうしようもないでしょう。
こんな仕打ちある?
【負け犬】
インフレが始まってから今の今まで虫の息だったくろシグくん。
ほぼ上位互換の真イザベラが登場した事で、壁や剣シグに後ろから刺される形でお亡くなりに。
ぶっちゃけ壁の色がもっとまともならこんな事になってなかったでしょう。
まぁ、因果応報ですかね・・・。
環境を破壊したしっぺ返しはあまりに重いものでした。
何やっても基本的に結託してる真理と蒸気の方が強い。
エンハの倍率が下回ってる上に個数一緒の時点でどうしようもないです。
ここまで念入りに滅多撃ちにされてる上に散々自分を悩ませてきたマイチームが揃って敵サイドに回る闇討ち感がかなり無様酷いですね。
寄り添ってくれるのは真理と剣シグに殴り飛ばされて来たセイリュウアニキだけです。
情けねぇ野郎共だな
【ギルティ】
青の完成はまだかまだかと首を長くしていたぷよクエユーザーに対し、彼は最終的に引っ張るに引っ張った挙げ句ポッと出の真イザベラにやられるという衝撃の最期を迎えました。
我々の期待を裏切ったのです。
ワイルド返せと誰もが思った事でしょう。
散々引っ張って敗けたんですよね。
本当にゴミクズですよこいつ。
勘弁して欲しい。
昔あんだけ暴れてたくせにこれです。
期待外れも甚だしいですね。これは許されません。
本当にワイルド返して回った方がいいと思いますね。
【ゴミ山大将】
まぁこのように自分の立ち位置をあっという間に取って代わられたくろシグにはもう居場所がありません。
他の色に出張しようにもイキイキしてお出掛けしてた紫には吉田瞬撃のルルー、黄色には真セヴィリオ、赤緑には同僚で勝ち組の赤凛が居るので詰みです。
完全とは言いませんが明確な上位互換が居る点を考えるとある意味フェス☆7最弱と言っていいでしょう。
こんなに波のある人生送ってるのこいつぐらいじゃなかろうか。
栄枯盛衰をその身で体現してますね。しなくてよかったんですが。
にゃんこはにゃんこでクソザコですが一応ロマンがありますし、タワーマルチやテクニカルではその全体攻撃が猛威を奮います。
それに比べてこいつはどうでしょうか。
マルチの枠で言えばエンハのハードルは正直真理の方が低いですわな。
ゴミオブゴミです。マジで精々プワチャレの赤ボスに使う程度しか出番がありません。
まさにゴミ山の大将。
【末路】
【最後に】
お付き合い頂きありがとうございました。
ちゃんと真イザベラ引いて真イザベラ☆7にしようね。
てか☆6でもこいつより強いからね。
私的には結構思い入れのあるカードで、正直登場当初から微妙な空気ではありましたが期待も込めて即日でギルイベ中に☆7にしたカードです。
結果はご覧の有り様でしたが。このクソザコが。
ちなみに一周回ってネタ的には好きです。
現在花盛りのチキータちゃん(今更)と優先度オールスター&副属性編の下書きが進んでいますのでそちらも近々上げると思います。
次の記事はネタが無いので前言ってた砲台グランプリやるか、ギルイベの話をするか、にやりする設定集なんかをやるか迷っています。
真セヴィリオは猿が使っても強いし、スノヒメさんはかわいいけど現状微妙極まりないですからね。
来月の既存フェス☆7に期待です。
暇だったらポチって下さい。
ではでは。